おもろいはなし・きになるはなし*9

おもろいはなし・・・*8のファイルが
いっぱいになったので・・パート9をスタート
させていただきます。



2003.11.11(火)
最近のグランドサン

レストランでお食事


でんわ大好き
おしゃべり・・できるようになってきているのよね。


日曜日、パパとならんで
ハミガキ!

ママのナースのお仕事も、育児休暇あけ復帰して5ヶ月!
軌道にのってきたようね。
朝はやくママが出勤。
パパとグランドサンはあとから出発。
パパが出かける用意をしていると、玄関で靴を
はかせてもらうのを待っているんだって!
パパと保育園へ。
そして・・・夕方・・ママが迎えにきてくれるのよね。
パパは仕事が忙しくて帰宅が遅いとか!
三人がそろうのは・・土・日・祝日だね。
それぞれ・・ハードだけれど・・・充実しているよね。
元気にがんばってくださいね。

********************
2003.11.12(水)
「阿修羅のごとく」
森田芳光監督
向田邦子原作
水曜日は映画・レディスデイ
1000円で映画を見られるのよね。
先日から、見たいと思っていたので・・出かけた。
ソラリア・7F・・・ソラリアシネマ
10:00〜
12:45〜
ということで・・・10:00からのに行った。
前のほうには空席があるものの・・・けっこう満員!
演技派女優の競演でおもしろかった。
しかし・・・むかしのTVドラマのほうが・・・好きかもしれない。
12;30に終わって、
ロビーに出ると・・・12;45〜の人が
すごい行列!
10:00〜のにしてよかったみたい。
@@
IWATAYA・Zサイドで・・紅茶・ハーブティー・など買って
あと、地下街の本屋さんで、「白い巨塔@」をみつけたので購入!
それだけで・・・さっさと帰宅。
ひとりで映画もなかなか・・・いいもんだね。


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2003.11.21(金)
母のこと
母には3人の姉がいた。(兄は7人いたけど)
3人の姉は、それぞれふるさとを離れてくらしていたけれど
配偶者が亡くなり、ひとりぐらしの高齢になったころ
ふるさとに帰ってきた。
母は満州からふるさとに引き揚げて帰ってずーっと・・・ふるさとで暮らしていたのよね。
それで・・・必然てきに・・・一番若い母が・・・めんどうをみざるをえない
状況が長く続くことになった。
1976年の春、1年の闘病のあと父がなくなったあと・・・・
(父が亡くなった時、母はまだ51歳だった。)
1年くらいは辛い日々だったけれど・・すこしずつ明るくなって
これからは、仕事をして、すきなことして楽しんでもらいたいと
思っていたころ
つぎつぎ3人の姉が集まってきた。
20歳以上も、としのはなれた姉は・・・当然高齢!
つぎつぎと弱っていき・・自宅にいるうちは家に通い
入院してからは・・病院に通い・・母は姉たちの世話をした。
そのうちの2人は・・母に感謝しながら・・他界した。
最後のひとりが病院にいる。
みなさん、「子供に迷惑かけたくない」&「最後はふるさとに住みたい」の
気持もさることながら
ひとり暮らしの身軽な母を頼っていたことも
なくはないと思う。
母は「Aねえさんは、満州に行く時ついて行ってくれたし、自分が病気の
時、つきそってくれた。Bねえさんは女学校の費用を出してくれた」と
今まで、お世話になった恩返し・・・と・・・ほんと・・・よくつくした。
「博多に遊びに来てよ。旅行もすれば・・・」と言っても
「姉さんたちが心配だから・・・」となかなか動かなかった。

そうこうするうちに、母自身が、30代のころの手術時の輸血による
C型肝炎が発症して・・・いちにちおきの通院点滴をよぎなくされ
旅行などかんがえられない安静な暮らしの日々となってしまったのよね。
6月に帰省したときは・・やつれかたに驚き
8月に帰省したときは・・・「あんた誰?」と言われて驚き
10月に帰省したときは・・・毎晩の片付けに驚き
権利書・預貯金証書のしまった場所がわからなくなっておおさわぎしたり
銀行でお金の引き出しかたが突然わからなくなったり・・・。

しかし・・権利書と貯金通帳が見つかったとき・・
「青天の霹靂!」という言葉を発したり
入院中の母の姉のもしかのときどうすればいいか・・という私の妹の質問に
きちんと・・・段取りを指示したり・・・。
忘却は多々あるものの・・・頭の良さのなごりは十分に見ることができる。

検査の結果、アルツハイマーと診断され、進行をおさえる薬を
のみはじめると・・・頭がさわやかになり・・・快適だとか。
「洗濯・掃除・料理・・・この、日々の暮らしをゆっくりでも自分ですることに
喜びをかんじる」ということで・・近くに住む、わたしの妹の「やってあげる」を
断り・・・自分でがんばっている。
洗濯もひとりぶんだから少しだけれど・・・「毎日、ぼちぼちだけれどきれいに
洗っているよ。それがうれしいよ」と言う。
@@@
先日、NHKで若年性アルツハイマーで病と闘っている外国の女性の
ドキュメンタリーが放映された。妹も私も・・つらくて見ることができなかったのに
母は、薬のおかげでテレビに集中できるようになっていて
最初から最後までしっかり見たという。そして「あんなに若くてアルツハイマーに
なり、それを受け入れて、なおかつ闘っているのを見て、高齢で発病した自分は
おちこんでいては申し訳ない。明るく暮らさないとね」
と、話していたとか。
ほんとうに・強い・自立した女性だと思う。
自分の考えをおしつけることも多々あるけれど・・・なぜか母が言ったとおりに
現実化したりすると・・・やっぱりすごいと思う。
献体の登録をしているなど・・万全であることが
家族にとってはせつなくあったりするけれど
大正14年生まれ・戦前・戦中・戦後をしっかり見て生きてきた
女性の力強さにはいつも感動させられる。

肝炎の治療の内科医院・腰痛の針灸院・歯科
に行っているから「けっこう忙しい」と言い
「小学校の同級生・女学校のともだち・・・あんたたちの友達のお母さんたち・
むかしの職場のともだち・・・」病院でも、町でも・・・いろんな人達に会うことが多く
その昔馴染みの人達とのおしゃべりが一番楽しいと言う。
「博多に来てよ。ちゃんとめんどうみるから」と言っても
「知った人がいない博多に行ったら・・・ぼけてしまう」と
頑として・・・愛媛・S市での暮らしを・・・固執です。

今年の年末・年始のころ・・われわれの長男家族・長女・次男も
愛媛に集まろうと相談している。
夫の父の米寿のお祝いと、夫の母・私の母に会うために。

高齢化社会だね。子供・孫・ひ孫が帰省する年末とは!
もちろん我々・長男一家・長女・次男は・・・ホテルに泊まるよ!!

さあ、無事に実現できるか????


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2003.11.24(月)
久留米・柳坂ハゼ祭り
ハゼ200本が1キロも続くハゼ並木
先日の新聞に紅葉の記事と写真がでていたので出かけた。
しかし、but///今年は実がなりすぎて
紅葉がいまひとつ!!
なんか・・がっかり!
しかし・・自然たっぷりの坂道を行くと古い禅寺があり
裏山からみたお寺といちょう・もみじの紅葉の景色は
うつくしかった。

かえりみち・・陶芸の展示即売のショップをながめ
ハゼを利用したさわやかな色の作品を楽しませていただいた。

里芋と柿を買って・・、天神三越地下でお寿司を買って・・・帰宅。

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2003.11.25(火)
「白い巨塔」1・2・3・4・5巻
午前2:00読み終わった。
こんな大作を二度も読むなんて・・・わたしはすごいかもしれない。
母とふたりの貧しい子供のころから・・苦しい医学生時代
無給医局員時代の貧しさ・・・から・・・ぬけだしたい
教授の権力が欲しい・・・そんな気持になったのだろうか?
教授選に勝ち、国際学会での評価は高く・・・
しかし、医療過誤での裁判では結果として負け
あげくのはてに・・・みずからが・・・病魔にやられる
その手術をしたのが・・かつての上司。。。
きついよね。
すごかった。


次はかるいものを読みたくて
「阿修羅のごとく」向田邦子
「恋文」連城三紀彦
を・・すでに準備している。
「阿修羅・・・」は、先日映画で見てきた。
読んでみると・・・シーンから、せりふまで・・・映画と全く同じ
よく考えると・・・原作を映画化したのだから・・・あたりまえか!!
それにしても忠実に映画化されたものだ。
原作を読むと・・映画のシーンがよみがえり
大竹しのぶや黒木瞳がしゃべっているのがうかぶから
おかしくてしかたがない。

かくして・・・わたしの書棚は・・・本であふれかえる。
でも・・・だいじな・・・わたしの財産。
本しかない・・・わたしの財産!!



あらっ!最近はTVドラマや映画の原作本ばかり追いかけてるワ!
書店で平積みされていると・・・つい・・ね。
まあ、いいか!!
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2003.11.26(水)
大型ショッピングセンター・香椎浜に
プレオープン!
ジャスコと120の専門店という
イオン香椎浜ショッピングセンターがついにオープンした。
午前中は混雑するだろうと思って
午後になってから行った。
すごい人だった。
専門店ゾーンは真中に吹き抜け部分があり
しかも・・・天窓で空・雲の流れが見られて・・・気持いい。

間口はそれほどではないと思っていたら、奥行きが深く
広い・ひろ〜い!!すごい・すご〜い!!

ジャスコゾーンも広い・ひろ〜い!!
ここでウォーキングできそうだ。
品物の多さに・・・驚嘆!!

レストランゾーンもすごい!

とにかく・・・すごい大型ができたものだ!

ベビーや子供が泣きさわぎ・・にいちゃん・ねえちゃんから
おばあちゃんたちまで・・・コーフンしながら・・・うろうろうろうろ!

すごいね。はじめて・・こういう店のオープンを経験したのだけれど
すごかった。
日用品と食料をちょこっと買って帰宅。
それなのに・・・2時間たっていた。

年中無休・朝10時〜夜11時までというのもすごいね。



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2003.11.27(木)
グランドサン・・・ママの最高傑作

パパがトイレに行ったので
泣き崩れ



もどってきたらこの笑顔



ほんとうに、幼い子供の愛らしさに
おとなは・・いやされ・・パワーをもらえるよね。
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2003.12.1(月)
大陶磁器まつりin福岡ドーム



九州朝日放送(KBC)創立50周年記念・・ということで
なんと福岡ドームのアリーナ内に全国からいろいろな窯元からの
出品ブースが展開されていた。
陶器と磁器の区別もよくわからないわたしでも
すきなもの・感動させられるものは感じることができるので
くまなく見させていただいた。
買いたいものも、いろいろあったけれど・・買うためにはまず
食器戸棚を買わないと・・・入らない!
買わなくても・・見るだけで・・じゅうぶん楽しかったし
感性をみがけたかもしれない。
アリーナ内には「喫茶うれしの」が設置されていて
「うれしの抹茶セット」800円を楽しんだ。
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直通バスで天神にもどり・・ソラリアステージ地下の
あの・・いつも行列ができていてあきらめる「お寿司屋さん」が
なんと・・待たずにOk・・ということで・・・3時ころだったのでね・・・
行きましたよ。おいしかった!
焼きサーモンとか、くじらの舌とか・・珍しいものもあり
回転寿司とは言え・・りっぱなものでした。
@@
今日、買ったものは・・マツキヨで粉末バーム・・・のみ。
安かったので。。。やはり・・・エアロに必要なものを買ったわたしでした。

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「阿修羅のごとく」も「恋文」も読み終わり
昨日は・・林真理子・著「ロストワールド」を読んだ。
主人公はバブルの時代におおもうけして・はじけて破産した不動産やの妻で
バブル崩壊で離婚しそのあと脚本家になり・・・プロデューサーの企画で
バブル時代のTVドラマを書くというはなし。。
TVドラマの裏側・脚本家の実態・・バブル時の成金の生活・・など
知らないことばかりがでてきてなかなか興味深かった。

また、その前に読んだ・・唯川恵・著「病む月」は
せつないほどに女に満ちた10人10話・・短編集で
味わいふかい作品でなかなかよかった。

大きい字の文庫本を希望します。
老眼には・・・つらい。



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2003.12.2(火)
日曜日にも、夫と行ったけれど・・・あまりの人の多さにすぐ帰宅。
それで・・グランドオープン後の様子を見たくて
ルネから帰宅すると・炊飯器のタイマーをセットして行ってきました。
どこ?もち・・イオン香椎浜ショッピングセンター

まず・・ATMの場所を確認
次・・年末年始の航空券を買いに2Fの、PTS旅行サロンへ!OK無事購入!

メインの通路でない通路を行くと(2F)
美容院・カットハウス・エステ・歯科・眼科・パソコン教室
英会話・靴修理ETC・えとせとら・・・おもしろさ〜!
つきあたりが・・・巨大おもちゃや・・トイザラス・・・これがすごい・・すごすぎる!!
正月にグランドサンが来たら・・・いっしょに来たいよね!!

あと・・・薄手のセーターをさがして・・うろうろ!
けっこうお高くて・アダルトムキのお店で・・・E割引・・というのをみつけて
購入・・うれしいよ!

あとは・・1Fのジャスコで・・フルーツ・野菜などなど購入。
みかんつめほうだい200円で・・みかんをしこたま入手。
小さいから・・甘い!
大満足!
気がつくと・・・6時になりそー・・・・慌てて帰宅!!
ほんと・・2時間、3時間はあっというまにすぎていく。
最近バイオリズムが下がって・・気分が低調だったけれど
がんばって大型ショッピングセンターに行くと
いやでも・・のぼせあがる。
次は何を・・・買おうかな?
レストランにも行かねば・・・これが・・また・・・たくさんある!!

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2003.12.4(木)
昨夜、実家の母からрェあり、2時間くらい話をした(というか話を聞いた)
昔から、話し好きの母はрナもひとりで一方てきに話し、こちらは
あいづちをうっていればいい。
しかし、こちらからрオたときは、「電話代がもったいないから」とすぐにきる。

週3回、C型肝炎治療のため点滴をしてもらうため、妹が車で
内科医院に連れて行っている。それが腰痛と腰痛からくる脚がつったりする
ことがあったりして・・通院が苦しくなり
またアルツハイマーによる不安もあって
明日、大きい病院に(かかりつけの医院のドクターの紹介で)
入院することになった。
そのことでрオてきた。
「入院はいやではないけれど・・町の商店街などで、むかしからの知り合いに
会い、おしゃべりすることが一番楽しいので・・・それができなくなるのがつらい・・」とか!
「お母さんは社交的だから、同室の人たちとすぐおしゃべりできるよ。
新しいお友達ができるよ。」と言うと
「それは自信があるよ。でも・・むかしからの知り合いとのおしゃべりがいちばん
楽しいのでね」と言う。
「きっと、お友達が会いにきてくれるよ。お友達が入院してくるかもしれないよ」
と言ううちに・・・「なんか楽しみになってきた」と元気になり一安心!

妹とそのあとрナ話をした。
「母さんは、いろいろわからなくなったとき、おそらく我々の名前は
忘却のかなたで・・・お友達の・・キヨちゃん・サダエさん・マエダさん・・・これだけが
記憶に残るのだろうね。」と。

それで、妹と・・・高齢になると、昔からの知り合いや、友達とおしゃべりすることが
いちばんの楽しみとしたら・・・・我々はどうなるちゃろか!
そんな友達はいるようでいない。



12.10(水)
妹からрり・・・「母は入院生活が快適で、正月も病院ですごしたい」とか!
老人病棟は、小児病棟と続いていて
けっこうにぎやかだったりするらしい。
社交的性格ゆえ・・楽しいのよね。
安心したよ!

*******
2003.12.10(水)
月・火とルネが全社・休館ということで、月・火・水と読書を楽しんだ。
小池真理子・著「瑠璃の海」
新聞の広告で見て・・やっと見つけたのよね。
「バス事故で夫を失った女性と、娘を失った男性が
突然の悲劇で出会い・・愛し合い、終末へ向かう」はなし。

ピュア・ラブは・・・道行で終結するもののようだ!
恋愛して結婚すると現実的生活になり・・不倫で愛人ができても時間がたつにつれ
それも、結婚生活とちがわないくらい現実的生活になるものね!
ずっと・・ピュアラブ的生活は夢のまた夢!
しかし・・結婚生活も、10年・20年そうして30年とその時代によって
お互いに対する「いとおしさ」は、変化するよね。

それゆえ・・・最高潮で道行・終末は・・・よくありません。
小説の中だけにしておきましょう。

****************************
2003.12.20(土)&21(日)
土曜日の夜、長女が帰省した。友人の結婚式出席のため。
空港には次男が愛車で迎えに行ってくれた。こういうの親としては
いちばんうれしいんだよね。
夕食・入浴のあとは、長女が属するミュージカルサークルの
3月公演の衣装として着物を使う・・ということで
和ダンスの着物を広げて・・選択!
私が結婚するとき実家の母がそろえてくれたひとそろい。
小紋・つけさげ・訪問着・銘仙・ウール・つむぎエトセトラ・・・!
ほとんどが・・しつけ糸がついたまんま!
ここにきて・・・着物の出番があるとは!!
よかった・よかった・ありがとね!
翌・日曜日の午前中、長女はバレエのレッスンに、以前通っていた
バレエスタジオへ行き・・2時間のレッスン後帰宅・したくして
友人の結婚式にキャナルのホテルへと出かけ・・披露宴が終わると
福岡空港から・・東京へと帰っていった!!

会うのはとっても・とってもうれしい。
しかし・・別れは・・いまなお・・さびしく・せつない。
われながら・・子離れのへたさに・・・なさけなくなる。

@@
読書について・・おもろいことがあった。
土曜日に長男からрり「乃南アサの風紋の続編って・・何だった?」
このHPを見て・・読んでいるとか・・・それは「晩鐘だよ」

帰省した長女が「お母さんのHPを見て・・白い巨塔を読んでいるよ。
今、4巻なんよ」

わたしのHPが結構、影響を与えていたなんて・・・驚き!
そして・・・歓び!

なんか・・・やめようかしらと思っていたこのHP・・・続けようかしら?と
思ったり・・!!
単純なものです。母という生き物は!!



****************************
2003.12.22(月)
12.5に、かかりつけのドクターの紹介で中央病院に
入院していた母はすべての検査を終えて、退院を通告された。
C型肝炎で肝硬変・・・点滴治療を必ずしなくてはならない。
腰痛は椎間板ヘルニアと診断され・・・ブロック注射をしないと痛みにたえられない。
おまけに、アルツハイマー・・・。
それでは・・・入院は継続させられないという。
母はとっても、その病院の雰囲気が気に入り「ずっと、いたい」と
言っているのに。
そして「他の病院には行きたくない。一人暮らしにもどる」と言う。
誰の目にもそれは危険。
入所できる可能性のあるところAJ会病院・・・アルツハイマーに冒される前は
「もし、自分が一人暮らしできなくなったら、そこに入院させるように」と、
妹と私に繰り返して言ったいたところ。
それなのに・ここにきて
「AJ会病院は方角が悪い。折角、姉さんの面倒をみなくてよくなったのに
姉さんと同じ病院に入院なんかしたら、また世話せないかん」と言う理由で
拒否する。
妹もわたしも困り果てて、胃はキリキリ!!
今朝、わたしは・・・キテイーちゃんつき電報を母に送った。
「退院後は、一人暮らしは厳しいので、福岡のわたしのところで暮らすか
AJ病院に入院してください。お願いします」と言う内容で。
母はリュックサックをしょったキテイーちゃんを大変よろこび
公衆電話で・・ぬいぐるみありがとう・・と礼を言ってきた。

妹からのрナは「キテイーちゃんで心がなごみ、AJ会病院の
申し込み手続きをしてもいい」と許可してくださったとのこと。
人一倍、自立した母は、まだまだひとりで大丈夫と
信じているから・・かわいそうかもしれないけれど
福岡での暮らしは絶対いやなら・・・もう、これしかない。
妹が見学してきたら・・・明るくて・・・安心して暮らせるところと
確信できる・・・と言っている。

説得されることを、受け入れられないアルツハイマー病の高齢の方を
説得するのは・・・どうしたらいいのでしょう。
どなたか・・・教えてください。



2003.12.24(水)
妹からのпuAJ会病院にはすでに申し込んであり、今日、中央病院からの
紹介状を提出した」とのこと。
母は・・・月曜日には、申し込むことは「ええよ」と言ってくれたものの
やはり、25日に退院したら家に帰り、ひとりですごすと言う。
入院中は安静にしていたから、腰痛も少しは楽だったみたいだけれど
家に帰ったら、腰のことも、肝臓のことも忘れて・・なにかしよう・・と
思いついたら、ひたすらやってしまい、起き上がれなくなる。
今までがそうだった。たとえば、気になりだすと、近所の家の庭の木をきったり
草刈をしたり・・。一晩中、押し入れを片付けたり・・・。
そのような具体的なことを知らない、中央病院のスタッフは
一見、しっかり見えるので、無責任に「ひとりでだいじょうぶ」と本人にも言ってしまう。
きびしさは、毎日世話してきた妹と、報告をうける私にしかわからないのに。
それで、妹は、これまでのように、車で通院(内科・整形外科)、買い物に
行く手伝いをして、様子をみることにした・・とのこと。

まもなく・・AJ会病院には、入れるという連絡があるので
それまでに、心をほぐして・・了解してもらわないと・・・!

とにかく、中央病院以外は「いや」、特にAJ会は「いや」と言い、
さきほどの妹からのрナは、「家で暮らすのが、いかんのなら、ホテルで暮らす」
そして、「通院、買い物はタクシーでひとりでする」と言いだしたとか。
妹が、ふるえながら言ってきた。

妹のお姑さまはM市で脳梗塞で7年前に倒れてから
ほとんど眠っている状態で入院生活をしている。それで、妹は、M市とS市を行ったり
来たりの生活で、身心ともに疲れている。
むかしのやさしい母なら、妹の苦しみを理解して・・自分から入院したかもしれない。
やはり、アルツハイマー病の初中期というのは
自己中心で、自分が思うこと以外を受け入れられなく
対処のしようがない。

私が実家で面倒みることも拒否し、福岡にくることも拒否し、
「正月にも、ねえちゃんが来たら疲れるので来ないように言っておいて」と
いもうとに頼むありさまで、高校卒業と同時に家を出たわたしを、妹と同じようには
母は受け入れない。

また、訪問看護・家事のヘルパーで他人が家に
来ることも、その前に、掃除しなけりゃいけないから、絶対いや!
と・・拒否発言!


「孫に会うのもつかれるけん、来ないほうがいい」・・こんな発言も
アルツハイマー病が言わせる言葉かもしれない。

お盆に妹の長男夫婦が関西から、母に会いに来てくれた。
みんなが帰ったあと「会えてよかったね」と言うと
「疲れた。来なかったほうがよかったのに」と。。
やっぱり・・・病気が言わせる言葉と理解しなければ悲しすぎる。。。


かたくなな、心と頭は・・やわらかくならないのかしら!?


母の好物・プッチンプリン
何個でも食べます。
キャラメルコーンも大好きで1袋ペロり!
アイスも3本はOk!
昔は小食・甘いもの食べない人だった。・・昔の分をとりかえしているみたい。

お見舞いとかをもらうと、お返しが気になり・・頭がいたくなるので
お見舞い金をわたさないのが・・いいのかもしれない。

いろいろ・・勉強させていただいてます。

*********************
2003.12.24(水)
長女が属している、ミュージカル劇団
「キャトルリーフ」が3月にオリジナル脚本で公演するということで
その時、和服が衣装とし使われるらしい。
長女が先日帰省したとき、デジカメで1枚・1枚写真をとり
PCメールに添付して送信し、衣装係りのメンバーに選んでもらって
必要な着物をメールで知らせてきたので
今日は・・メールに従って、着物をそろえ
宅配便で発送した。
わたしが23歳で結婚したとき、母がそろえてくれたものだから
カンペキ・アンチック・・・でも、かびもついていないし
保存状況OK!!

ほとんどが、しつけ糸がついたまんまで・・このまま・・わたしが
あっちに行ったら・・これはどうなるちゃろか・・・と、気になっていたので
ミュージカルに使っていただけるとは
こんなありがたい話はないよね。
よかった・よかった!!
ありがとうございました。。





着物7枚・帯4本が・・なんとか・お役に立ちますように!!

********
2003.12.25(木)
最近の読書
「半落ち」横山秀雄・著

30万部突破・映画化・・主演・寺尾聡・・・試写会に申し込んだけど返事なし!!
刑事が、アルツハイマー病の妻から「息子のことを覚えているあいだに死にたい」と
殺人を依頼され・・実行してしまう話。
犯行から自首までの2日間になにをしていたか・・・これがテーマ!!
重い話だった。
@@
「赤い月」上下・・・・なかにし礼・著

映画化・・主演・常盤貴子
なかにし礼氏のお母様がモデル。
満州での壮絶な生活がえがかれているらしい。
これから・・読みます。
楽しみです。

やはり・・実家の母のことが、心にも頭にもこびりついた毎日なので
このような本を読もうとしているのかもしれない。

*******************
2003.12.26(金)
妹と何度もяナち合わせ・相談
今日午後1:30から、AJ会病院・YURUGISOUに入院について
妹が病院に打ち合わせに行った。現在ベッド2床あいているので
すぐにでも入院できる。しかし、年末年始はスタッフが手薄になるので
この時期に入院は、とくに本人が拒否していることもあるし
年明けに見学に行き、その1週間後入院ということになった。

母と、同じような方がたくさんいらして、おしゃべりの相手もいっぱい
いらっしゃるとか。だから、2,3日で気に入ってもらえるでしょう・・・との説明。
クラブ活動てきなものもいろいろあり、お茶・お花・カラオケなど
ひとりでひっそり暮らすより・・心にも頭にも・・・いいです。
おかあさまのためにもいいですし、安心です。。。と、説明を受けた。

アルツハイマーの検査を受けた、SAISEI会病院のドクターが
一人暮らしより、そのほうがいいと勧めてくださったのも・・・この病院だったのよね。

ただ、母は、妹にあまえて、説明されることも
拒否するので
年明けまでは、日程は言わないで
頭と心をほぐすように・・なんとか・・・年末年始の帰省で
楽しい雰囲気になってもらえるよう努力してみることにしようと
妹とふたりで、無い知恵をしぼって考えた。

そのようなことで、妹は・・「疲れた・疲労困憊。。少し、横になる」と
рおいた。

昨夜、母とрナはなしを2時間くらい聞いた。
アルツハイマーの進行をおさえる薬をもう2ヶ月くらい服用しているので
はげしい頭痛が消え、右手がふるえるのもなくなり、爽になり
異常にテンションが高い。妹によると???を5ミリグラムとなんかもう1種
飲んでいるとか。。
2時間・・ひとりで・・ずーっとしゃべっていた。もちろん、あいずちだけは
はさましてもらったけれど。。
おしゅうとめさんが同病だった江戸っ子MARIちゃんも
「рヘ、なぜか・・しっかり・・話すので、ほんとうに病気か?と疑ったりしていた」と
言っていたわ!
妹との会話でも、рセと・・はげしく怒ることはない・・・らしい。

昨日は、午後、退院して、さっそく家の前の草ひきをしたらしい。
昔の人は、ほんとうに・・じっとしてないね。
もっとも、読書もできないし、TVにも集中できないから
やりたいことをするのが・・いちばん楽しいのだろうかな??
退院する直前に、椎間板ヘルニアの痛み止め注射をしてもらったので
しばらくは・・腰も少しは楽みたいだけど、やはり、動きすぎると
痛くなるので・・・ほどほどによろしくお願いしたいものです。



2003.12.28(日)
母はすごい!
妹とрナ話した。
母は、昨日、ガスレンジをきれいに掃除して、裏庭のプランターを手入れし
家の表も草をとり・・・今日は天気がいいのでふとんを干し
そして・・美容院へ白髪染めに行った・・・と。

そして・・・疲労困憊・・・だと。
キレイ好き・働き者・・・これが高齢になっても・・・
いや、高齢になると・・・凝縮するのかも!!

私の家のガスレンジはドロドロよごれているし、今日、博多も快晴だけど
ふとんも干さず・・ウォーキングとプールに出かけたよん。

母が働き者・キレイ好きだと・・・長女である私は逆になちゃった。
子供のころから・・本ばかり読んでいて・・いつもしかられていたものね。
「手伝いしなさい」と。
でも、二女で末っ子の妹は・・けっこう母に似ていて
お洗濯がストレス解消だとか。。

でも・・妹の話では・・この年末に、退院してから動きすぎて
救急車で、腰痛の激痛で・・病院へ行かねばならなくなるかもしれないよ。
心の準備をしておいて・・・とか。

どうか・・・無事にすごせますように。
お母さん・・・安静に願います。


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